1日御輿を担ぎ、練り歩いた。
昨日の話だ。
少し夏らしくなったこの街の日差しは、容赦なく身体の水分を奪った。
飲んだビールは、どういう仕組みかわからないスピードで、汗に変わった。
水滴で全身が、濡れた。
僕の足のコンディションを心配した数人に、大丈夫か、大丈夫か、と言われた。
大丈夫だ。
僕は人より汗をかく。
御輿が重く、足が痛いから汗をかくのではない。
暑かった。
札幌の街の中心部を当然徒歩より遅い速度で移動した。
人が少ない気がした。
永遠かと思わせるようなリズム。
イチニー、イチニー。
身体が悲鳴をあげる度に、笑顔がこぼれた。
一夜経ち今宵は静か。
街に人があまりいない。
この街が元気になればいい。
少し欠けた月に、それを祈った。
3日だけ過ぎた満月
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